毎日の料理、洗濯、育児などで手が離せない!なんてことはないでしょうか?
例えば
- 料理中にタイマーをしかけたい!でも生肉触ったから手を洗わないと…
- 調味料が切れた!でも炒め物してるし買い物メモを書いてる暇がない…
- 洗濯物を干している最中に週末の用事を思い出した!すぐ書かないと忘れるけど洗濯物が…
- 出かける前に今日の天気が知りたい!けど子供から目を離せない…
など、手を止めて(きれいにして)スマホを触ったり紙とペンで書いたりするのは大きなストレスですよね。
この「無駄な手間」こそ、省力化でなくしてしまいたいもの=時短に繋がるものの筆頭です!
そこで今回はスマートスピーカーに注目します(特に私が使っているAmazon Alexa)。スマートスピーカーは私達の「手」と「頭」の代わりになってくれる存在です。
一方でこの記事をご覧の皆さんの中には、「スマートスピーカーを買っても全然使わないかも…」「初期設定とか大変なんじゃ…」「結局スマホを使うのでは…」という不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。
私も同じ気持ちでしたが、心配はいりません!いざ買ってみて5年ほど使っていると、主役というより名脇役で、痒いところに手が届く存在だと実感しています。
本記事では私がAlexaを導入したことで何をどのように省力化できたのか、具体的にご紹介していきます。声を使って手と思考のリソースを確保し、快適な生活を手に入れましょう!

※我が家の一員になって5年ほど経ったAlexa Echo show 5くんです。もう少しきれいにつかってあげればよかった。
※本記事の画像は特記している場合を除きすべてDELL・EもしくはCanva AIによるAI生成で作成されています。特定の個人・団体・場所を指定して生成したものは含まれておりません。
我が家の活用術 特に使っている機能は?
スマートスピーカーは手が汚れているときや手が離せないとき、ふとした思いつきをメモしたいときに非常に便利です!
我が家ではどのようにスマートスピーカー(Alexa)が活躍しているのかというと、特に以下の機能を使っています。
- タイマー
- アラーム
- リマインダー
- 天気予報読み上げ
- 買い物リストの管理
上記を見たときに、「あれ、スマホやテレビで良くない?」と思った方もいるかと思います。
ですが、それでもスマートスピーカーを使うのは省力化・時短という点で大きな恩恵があるからです!
タイマーは料理中に手を動かしながら設定できますし、アラームはちょっとお昼寝したいときに「Alexa、10分後にアラーム鳴らして」と言えばそれで設定が済みます。
ふと用事を思い出したときに「Alexa、今日の18時に実家へ電話をリマインドして」とお願いできますし、朝の忙しいときに「Alexa、今日の天気は?」と聞けば今日の天気予報を読み上げてくれます。
このように、日常でスマホを確認するちょっとした手間を減らしてくれるので、省力化という観点で本当に活躍してくれる機器であると言えます。
ここからは、これまでの私の経験からスマートスピーカーをどう活用するのか、というご提案を書いていきます。
名もなき家事のハンズフリー化 スマートスピーカーの活用術
料理を止めない! キッチンでの活用
料理は効率的にやろうとすると本当に忙しい家事だと思います。
下ごしらえにレンチンしている間に食材を切り、切った食材を炒めている間に次の食材を切って小鍋にかけて、茹で時間をタイマーでセットして、レンチンが終わったものをフライパンに入れて、レシピを確認して調味料を入れて…
忙しい中で手を止めてスマホを見て、というのはストレスですよね。
そんなとき、スマートスピーカーは以下のような活躍をしてくれます!
- 複数タイマーの同時管理
- 買い物リストの追加(AlexaならAmazonでそのまま購入できる)
- (おまけ)音楽の再生
スマートスピーカーならタイマーをいくつも設定できるので、煮物を作りながらフライパンで主菜を炒めたり、パスタを茹でながらソースを温めたり、というときに音声入力一つでさっとタイマーを設定できます。
買い物リストも便利です「Alexa、醤油を買い物メモに追加して」と言えば、買い物リストに追加できます。その買い物リストはAlexaのスマホアプリやAmazonのアカウントページから確認できるので、お買い物に行ったときにメモを忘れて何を買えばいいのかわからない、ということもありません!
しかも、AlexaであればAmazonで音声入力で買い物をすることもできます!(もともと、Amazonとしてはこれで売上を増やそうとしていたとか何とか)
少し品物選びにクセがあるので万人におすすめはできませんが、便利機能の一つ、として覚えておいても良いかと思います。
最後におまけで、音楽の再生が音声入力でできます。「Alexa、〇〇(アーティスト名)の音楽を流して」や「Alexa、△△(曲タイトル)を流して」と言うと、そのとおりに再生してくれます。
音楽サービスは無料でも利用できますが、曲数に制限があったり広告が入ったりします。快適に使うにはAmazonの音楽サービスかPrime会員の契約をしておかないと再生できませんのでご注意ください。
リラックスタイムや作業、思考を中断しない! 音声メモやリマインダー設定
続いて料理中以外の家事やリラックスタイム中に、ふと気になったことを音声入力で済ませる、という使い方を紹介します。
- いつでも買い物リスト
- 思いつきのリマインダー
- 外出やお昼寝のときのアラーム設定
買い物リストは前述したとおりですね。料理中以外でも、テレビを見ているときに「あ、あれ買わないと」と思いついたらすぐ登録できますので、買い忘れ防止に非常に便利です。
同じように、リマインダー機能も便利です。「明日の朝8時に”申請書郵送”をリマインドして」など、やることを指定した時間にリマインドしてくれます(スマホアプリを入れていればそちらにも通知が来ます)。
私は郵便物のリマインドや、配達予定時間のリマインドなどに使っています(アカウント連携をしている場合、Amazonで買ったものは自動でリマインドしてくれます)。
アラーム設定も同じような使い方ですね。外出の準備をいつ頃からしないといけないな、と思ったときに「何時何分にアラーム設定して」と言えばすぐ設定してくれます。
在宅勤務で昼休みのときに、少しだけお昼寝したいと思ったときも同じように設定できます。私はこちらのほうがよく使っていますね笑
気になったことをそのままにしない! ながら確認
こちらも毎日とまではいかないですが、2日に1回くらいは使っています。ちょっとした確認のときに便利、というのがスマートスピーカーです。
- 今日の天気・気温
- ニュース
- ちょっと気になったことを聞く(2025年は令和何年?など)
今日の天気や気温の確認は毎日何らかの方法でされていると思います。ニュースの方もいれば、スマホで確認する人もいるでしょう。
それがスマートスピーカーなら「今日の天気は?」と言えば読み上げてくれます。自分が知りたいタイミングで朝の身支度をしながら確認ができるので、地味ながら本当に便利な機能だと思います。
ニュースも天気予報と同じで「今日のニュースを教えて」と言うと、いくつかのニュースメディアからニュースを読み上げてくれます。もしくはラジオ放送の一部をそのまま流してくれることもありますね。
テレビと違って、自分の好きなタイミングでトップニュースから聞けるのも便利なポイントです。
最後にちょっと気になったことを聞ける、というのも便利な点です。書類を書いているときに「あれ、今年って令和何年だっけ?」や「両親の生年月日、昭和で何年だっけ」など、スマホでやろうとするとネットで調べる必要があります。
これをスマートスピーカーであれば、「2025年は令和何年?」と聞けば「西暦2025年は令和7年です」と回答してくれます。スマホを取り出すよりも早いと思いませんか?
どこに置く? 快適なスマートスピーカーとの生活の実現
いざスマートスピーカーを購入!でもどこに置くのがベストなのでしょうか。私は迷った末に、キッチンに近いリビングのスペースにおいています。
キッチンからタイマーの設定もでき、リビングでふとしたときに使えるので非常に便利な位置だと思います。
他の場所の案と、その位置に設置するメリットもご紹介します。
- キッチン周りに置く
- 音声指示に対する応答をクリアに確認できる
- 画面付きの機種の場合、画面を見ながら料理などができる(Youtubeなどを見ながら作業ができる)
- どこからでも声が通りやすい場所(リビングなど)
- 声が届く範囲が広く、料理中や掃除中、リラックス中など様々な場面で使いやすい
- 寝室に置く
- 朝起きた直後から使いたい人向け(天気・ニュース・アラームなど)
- 複数台購入して、キッチン・リビング・寝室などに置く
- 連携させればどこからでも同じように使える
いかがでしょうか?私のおすすめは1台でも使い勝手の良いリビングに置くことですが、ご自身の使用場面によって場所移動も検討いただけるとよいかと思います。
おすすめのスマートスピーカー
ここからは私が使っているもの、今から使い始めるなら買ってもいいと思ったスマートスピーカーをご紹介します。
有名どころだけのご紹介ですが、理由はエントリーモデルとして使うならネットに記事も多く調べやすいもののほうが良いと考えたためです。
Amazon Alexa(Echo Show 5) 画面が欲しい人のエントリーモデル
まずは私が実際に使っているAmazon Alexa Echo show 5です。私が使っている機種ですね。
購入当時、この機種を選んだ理由は以下の3つです。
- サイズが大きすぎない
- 画面がある
- 価格が許容範囲
賃貸マンション、特にワンルームや2Kくらいの広さだと、これよりも大きいサイズの機種だと流石に圧迫感があると判断しました。
一方で画面があることも重要視していました。今となってはそこまでいらないかな…というのが正直なところですが、当時はないよりあったほうが使い勝手いいに決まってる!という判断です。
あとは値段ですね。画面なしのものと比べてもそこまで大きな価格差はなく、当時の収入としても買える範囲だったので購入を決めました。
Amazon Alexa(Echo Pop) 画面がいらない人のエントリーモデル
続いては同じくAlexaからEcho Popです。
こちらは2023年から発売されているシリーズで、画面がない分サイズと価格が抑えられている機種です。(サイズは99×91×93mm)
正直、私の今の使い方であればこちらで十分かな、と考えています。
こちらでもこの記事で紹介した機能は十分使えますし、別記事で紹介したようなスマート家電をアプリ経由で連携すれば音声入力で操作ができます。
価格も有名どころのスマートスピーカーとしては最安値であり、エントリーモデルとしては最適な機種と思いました。
Google nest mini
Google nest miniも検討の余地ありと思いましたので、ご紹介します。
Googleから発売されているスマートスピーカーのエントリーモデルで、Echo Popと同様画面がないタイプです。
使ったことはないのでなんとも言えませんが、調べた限りでは同じような使い方はできることを確認しました。
一方で、Echo Popに比べ値段が少し高いので、Googleのサービスをたくさん使っているなどの明確なメリットがある場合に選ぶと良いと思いました。
最新AI対応のスマートスピーカー 将来的な話
本記事執筆時点で、2026年には日本語でも大規模言語モデルのAIアシスタントがスマートスピーカーで使えるようになる、という話でています。具体的にはGeminiですね。
Google nestシリーズをする明確な理由の一つになると思っています。私も気になっており、購入を検討しています。
来年にはGeminiに最適化したスマートスピーカーが発売されるという話もありますので、今後の発表に期待しています。
まとめ スマートスピーカーは省力化・ストレス軽減ツール
ご覧いただきました通り、スマートスピーカーは家事のちょっと時短という役目もありますが、どちらかというと省力化や家事ストレス軽減のためのツールです。
日常のちょっとした不便やストレスを緩和してくれるお手伝いさんがいる、と私は思っています。手が離せないときにタイマーを押してくれる、気になったことをすぐメモしてくれる、というのは日常を快適にしてくれました。
また、今後GeminiやChatGPTといった大規模言語モデルのAIが対応すれば、将来的には家付きの秘書のような存在にもなってくれると考えています。
スマートスピーカーを購入を迷っている皆さんも、エントリーモデルを購入して、タイマーだけ、買い物メモだけでいいので使ってみてください!最初の一歩を踏み出せば、きっとスマートスピーカーの便利さに気づいていただけると思います。
スマートスピーカーを使うことで、ちょっとしたストレスから解放された快適な生活を手に入れましょう!



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