使える?楽?-全自動ドラム式洗濯乾燥機(TOSHIBA ZABOON)

洗濯機 家事の省力化

記念すべき紹介記事1つ目は、全自動ドラム式洗濯乾燥機の活用についてです。

私が2年と少し使っている全自動ドラム式洗濯乾燥機
 TOSHIBA ZABOON (TW-127XP1L/R)
を具体例として、購入理由と使ってみた感想をお伝えします。

全自動ドラム式洗濯乾燥機を買おうか悩んでいる方、今の洗濯機の性能に不満がある方は是非御覧ください!

そもそもなぜ全自動ドラム式洗濯乾燥機の購入を決めたのか、といったことから細かく書いていきます。もし使用感だけ読みたい!という方は目次から飛んでください。

なお、本型式の機器は既に生産終了しておりますので、あくまで全自動ドラム式洗濯乾燥機の使用感の参考になるような記事にしております。ご了承ください。

※本記事で使用している画像はすべてDELL・EとCanva AIを用いて生成しています。特定の個人や場所を明示して作成されたものはありません。

そもそも洗濯って必要? 小さな不満の蓄積

この記事を読まれている皆さんであれば、流石に「洗濯なんて不要!清潔感?しらない!」という方はいないと思います。

したがって、洗濯は必要な家事である、という共通認識の上でお話を進めていきます。

一方で、一人暮らしや夫婦共働きの人では、以下のようなことがあったのではないでしょうか?

  • 平日は忙しくてためてしまう
    • たまりすぎて休日の半分以上が洗濯と洗濯物干しで終わる
  • 帰ってから干そうと予約洗濯をして、大残業になって忘れて翌朝になる
  • 朝に干してから仕事/学校に行ったら急に雨が降って台無しになる
  • 雨が降って部屋干しになる&部屋干し臭が気になる
  • 共働きでお互いが忙しく洗濯できない日が続き、着たいものがないときに起こるプチ喧嘩
    • タオルが足りない! あの服がない! なんでやってないの!
  • パートナーに「洗濯しておいて」と頼んだのに忘れられる
    • 洗濯機だけ回して干し忘れた、なんてことも

このように、必要不可欠な家事である洗濯ですが、結構な手間だと感じている人がほとんどだと思います。

実際に私は上記に挙げたものはほぼ全部体験しました笑

唯一、朝干して雨に降られることはありませんでしたが、それも天気予報に注意して洗濯していたためで、煩わしさはありましたね。

どのくらいの頻度で洗濯する? 妥協点の模索

さて、そもそも手間をかけている洗濯が、どのくらいの頻度で行う必要があるのかについても考えていきたいと思います。

皆さんの中には毎日やっています!という方も、週1回ですという方もいらっしゃるかと思います。
これは人それぞれ(人数、体質、性格など)のため、自分の状況を考えながら私のロジックを読んでみてください。

私は以下のように考えました。これは私が感じていた課題感とも言い換えられます。

  • 毎日でなくても良い
    • 数が多くなければ水道代や洗剤がもったいない
    • 毎日やれる時間的な余裕がない
    • やる気も出ない
    • 洗濯待ちの服の臭いは気にならない
  • 少なくとも週に1度は洗濯したい
    • 単純に2週間分の服がない。
    • 流石に気になる

そんなわけで、実際には以下のような頻度で洗濯していました。

1人暮らしのとき:4~5日に1回
数が多くない。明らかに汚れたときは当日中に洗う(夏場は汗をかくため2~3日に1回、ただし汗は乾かしてから洗濯物カゴへ)

2人暮らしのとき:2~3日に1回
まだそこまで数は多くない。汚れや汗が目立つときは当日中に。
もちろんパートナーと相談の上で。

このように、全自動洗濯乾燥機導入前から、かなり妥協はしていました笑

それでも、一人暮らしのときは週に2回(土曜に1回、日曜に土日分を1回)だったので耐えられる頻度だったのですが、2人暮らしになってから回数が増えたため負担感が増大しました。(毎日やっている方は本当に尊敬します)

そこで、何が負担なのかを考えました。

何が負担? ”洗濯”に使っていた私の資源

洗濯をすると一口に言っても、具体的に何をしているのか、そのどこにリソースを使っているのかを考えることで、洗濯という負担を減らすことに繋がります。

私が考える洗濯の手順と時間は以下のとおりです。(個人の感覚です)

  • 洗濯するものを準備する(揃っている場合1分、各所のタオルなどを集める場合5分)
  • 洗濯機に入れる、必要に応じてネットに入れる(5分)
  • 洗剤・柔軟剤を入れる(1分)
  • 洗濯コースを選び洗濯を開始する(1分)
  • 洗濯が終わったら洗濯物を干す(15分)
  • 干した洗濯物を取り込む(5分)
  • 洗濯物を畳む(15分)
  • 洗濯物をしまう(5分)

合計:48分~52分

以上の手順を参考に、負担を以下の3つに分類して考えていきたいと思います。

  • 時間的負担
  • 肉体的負担
  • 精神的負担

まずは時間的負担です。

前述の通り、1つ1つの時間はそこまで多くないものの、実際に自分が動く時間だけでも約50分、もかかっていました。

洗濯物を干すためや、雨になる前に帰って来るためにスケジュールを調整する必要もあり、自由に使える時間が制限され、外出を諦めることもありました。

つまり、時間的な資源は結構取られていることがわかりますね。

つづいて肉体的負担です。

水を吸った洗濯物を運んで干す、干すときには高いところに手を伸ばして作業する、大量の洗濯物を取り込むという作業もありますので、もちろん肉体的な負担もあります。

また、状況によりけりですが、洗濯物が布団や毛布などの大きいものの場合は畳んでしまうところにも負担があると言えます。

最後に精神的負担です。

これは人によるところが大きいと思いますが、私個人としては以下のようなストレスがありました。(全自動ドラム式洗濯乾燥機で解決できないストレスも含みます)

  1. 干したまま出かけて大丈夫な天気かの判断
  2. ネットに入れる必要があるものの判断
  3. 一緒に洗ってはいけないものはなにか(色物/白物など)
  4. 最適な洗濯コースの判断(おしゃれ着洗濯の必要性)
  5. 洗濯が終わる時間の確認、その後のスケジューリング
  6. いざ干そうとしたときに物干し竿が汚れていたときのイライラ
  7. 洗濯物が生乾きになっていないかの確認、生乾き時の対応判断
  8. 洗濯物を干しているとき、畳んでいるときの虚無感(丸めてポイしたい気持ち)
  9. 洗濯物をしまう際に、何をどこにしまうのか(特にパートナーのもの)

このように、時間がかかり、肉体的な疲労にも繋がり、精神的な面ではストレス要因になるものが複数あることがわかりました。

次の項では、これらの課題の解決のために私が全自動ドラム式洗濯乾燥機を選んだ理由をご説明します。

もちろん、中には全自動洗濯乾燥機でも解決不可能なことはあります。そういった課題感の解決には別の記事でお話できればと思います。

高い?大きい? それでも選んだ理由

さて、ここまでで洗濯の必要性と何が負担になっているのかといった課題を整理してきました。

ここからは、その課題の解決のために全自動ドラム式洗濯乾燥機である、TOSHIBA ZABOON (TW-127XP1L/R)を導入した理由を説明していきます。

・・・・・・といっても、その理由は1つです。

それは 洗濯物干しからの解放:洗濯から乾燥までやってくれる という点です。

一度仕掛けたら乾かすところまでやってくれる=洗濯物干し&取り込みという作業から解放してくれます。これが何よりも大きい、大きすぎるメリットです。

どの機種も価格は高く、サイズは大きいため、
 「本当に”使える”機種なのか」
 「うちに置けるサイズなのか」
といった点は吟味して選びました。(家電量販店で店員さんを質問攻めにしました笑)

やはり価格の高さはネックでパートナーとも最後まで相談を重ねましたが、中途半端なものを買うよりもその時点で一番良いと思ったものを買ったほうが満足度と費用対効果が高いと結論づけ、今の洗濯機を購入しています。

一方で、縦型の全自動洗濯機や洗濯機+乾燥機という代替案もありました。私も検討はしましたが、以下のような理由で止めました。

  • 縦型全自動洗濯乾燥機
    • シワになりやすい、衣類が傷みやすい
    • 機能性にこだわるとドラム式と価格があまり変わらない
  • 洗濯機+乾燥機
    • 乾燥機に移す手間がある

他にも家事代行サービスやコインランドリーの利用など色々な選択肢はありますが、あくまで自宅で、自分で洗濯するという点で考えたときのベストな選択は全自動ドラム式洗濯乾燥機だと判断しました。

様々なページで縦型全自動洗濯乾燥機や乾燥機のことは紹介されていますので、もし興味があるようでしたら探してみてください。

2年使ってみて 全自動洗濯乾燥機ZABOON TW-127XP1L/Rが解決してくれたこと

実際に2年使ってみて、ZABOONは以下のことを解決してくれたと感じています。
TW-127XP1L/R自体の機能も含まれますので、完全に一般的な話ではありませんが、ご容赦ください。

  • 洗濯物干しの手間、負担感
    これは何よりも大きいです。使う前は洗濯物を干して取り込む、という作業に20分ほどかけていましたが、それがなくなりました。

    1回あたり20分なので、毎日洗濯する人であれば週に140分の時短になります。

    このほか、私が購入したZABOONでは洗剤・柔軟剤の自動投入機能もついていたため、わずかですがその手間もなくなり、「洗濯物を入れてコースを選んでスタートする」だけで洗濯できるようになりました。

    まとまった時間として得られるものではありませんが、その時間を家族との触れ合いの時間やちょっとした趣味の時間できることは大きなメリットです。

  • ストレスからの解放
    自動で色々やってくれるため、以下のようなストレスから解放されました。
    • 天気の不安(雨予報、黄砂、花粉など)
    • 物干し竿の汚れ確認
    • 洗濯完了後のスケジューリング(ソフトキープ機能により、放置しても数時間はドラムが回ってシワを防止してくれる)

洗濯物を畳む手間、しまう手間は変わりませんが、それでも干す手間がないだけでだいぶ負担感は減っています。明らかに楽になったと言えるレベルです。

私個人としては、共働きの人、忙しい一人暮らしの人は是非購入すべきとおすすめしたい家電であると言えます。

一方で、デメリットというか、問題点もありますので、次はそれを紹介します。

2年使ってみて 全自動洗濯乾燥機の課題

便利になって「はい解決!」とならないのが家事です。悲しいですが、これは今まで買ってきたもの全てに言えると思います。

私は以下のような部分が気になりました。
ただし、私は非常にズボラでメーカー推奨の清掃やメンテナンスをサボることがあった、という前提でご覧ください。

  • おしゃれ着は乾燥不可
    • 流石に駄目なことはわかっていましたが、プリントTシャツのプリントが明らかに剥がれていっているのが気になりました。Tシャツ程度はどんなものでも乾燥できると思っていたのですが、気づいて以降は好きなプリントTシャツはおしゃれ着として洗っています。
  • ホコリが洗濯槽内部のパッキン、乾燥時の排気口に溜まる
    • これは使用後半年程度で気になりだしました。少しホコリが残ってるな?と思ってみてみたところ、パッキンの裏にカピカピのホコリがぎっしり。それ以降月に1回程度の頻度で掃除していますが、少々手間です(1回5分~15分)。
  • 洗剤自動投入口がカビる
    • これもどうしようもないのですが、洗剤投入口は洗濯槽につながっているため、湿気が溜まりやすいです。定期的な拭き掃除と漂白剤を使った空運転が必要になります。これは普通の洗濯機でも同じではありますが、明らかに目に付く位置が汚いため気になりました。
  • 定期的に排水フィルターの掃除が必要(細菌の繁殖、詰まりによる洗濯乾燥の中断)
    • これも普通の洗濯機にあるものではありますが、「乾燥までやってくれる」と思って予約運転を仕掛けて帰ってきたときに排水不良で途中停止していたときの絶望感は酷かったですね。1度、おはよう洗濯予約を仕掛けて、朝起きたら止まっていて着る服がないわ出かける前に排水フィルターの掃除をしないとだわで大変な目にあいました。

このように、色々自動でやってくれる一方で、当然メンテナンスフリーではないため、全部楽になると思って購入すると落胆すると思います。私がそうでした。

”全自動”と謳っていても、本当に全部が全部自動になるわけではない、ということですね。

結論、全自動洗濯乾燥機は便利!楽!

それでも、私は省力化のために全自動洗濯乾燥機をおすすめしたいです。

雨の日に洗濯したときの部屋干し臭に耐える日々、干して出かけた先で雨が降ってきたときの絶望感、単純な時間的拘束から全自動洗濯乾燥機は解放してくれます。

私はその時間を趣味のゲームに使ったり、パートナーとの触れ合いに使ったり、自己投資のために勉強の時間としたりと、自分のための時間として活用しています。

また、副次的なメリットとして、タオルが想定以上にふわふわになり、感動しました笑
一度も使ったことのない方が初めて使ったとき、きっと共感してくれると思います。

最後に、私が使っているTOSHIBA ZABOONの後継機をご紹介します。
非常に高価なので絶対にコレ!と万人におすすめできるものではありませんが、機能的には満足のいくものとなっています。購入を検討する際には候補の1つとしてみてください。


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